東洋構造コンサルタント株式会社 1級建築士事務所
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JR神戸線の新駅工事で足場倒壊




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JR神戸線の新駅工事で足場倒壊
 JR神戸線の新駅の建設現場で、工事用足場が下り線路に倒れた事故で、JR西日本(西日本旅客鉄道)は推定される事故原因を明らかにした。新駅は、六甲道駅-灘駅間で建設中の摩耶駅(神戸市)。発注者のJR西日本が原因を調査し、本来撤去すべきだったメッシュシートを放置するなど、施工者の大鉄工業の判断ミスが事故を招いたと判断した。調査結果は12月15日に発表した。
 JR西日本によると、事故が発生したのは12月11日午後1時ごろ。摩耶駅の駅舎外壁工事の作業のために設置していた工事用の足場の一部が、下り線路内に倒れた。
 倒れた足場は枠組み足場で、長さ約31m、高さ約7m、幅約60cm。重さは約2トンだった。足場は11日夜に撤去する予定だった。神戸地方気象台によると事故当時、神戸市内では最高瞬間風速21.8m/秒の強風が吹いていた。
 下り線路を走行していた列車は、摩耶駅の約100m手前で停止。運転手が倒れた足場を発見し、周辺の列車を緊急に停止させる措置を取ったため、足場の倒壊による走行中の列車や乗客への被害はなかった。その後、JR神戸線の甲子園口駅-西明石駅間の上下線で運転を見合わせた。倒壊した足場を撤去し、線路や車両設備などを確認したうえで、同日午後10時6分に運転を再開した。

 JR西日本がヒアリングしたところ、施工者の大鉄工業などは解体作業によって耐力が低下した足場が、強い風を受け、階段部付近の足場が転倒し、足場全体が連鎖的に線路内に倒れたとの見方を示した。JR西日本は、足場の耐力が低下した原因として、以下の2点を挙げている。
(1)足場上部の固定部材を外した12月9日夜間の時点で、本来は養生のメッシュシートを撤去する必要があった。しかし、駅舎本体にかかる部分は多くの固定部材で固定されていたので、施工者の社員がシート撤去の必要性はないと判断した。この判断が誤りだった。(2)足場中段の壁つなぎ材を、将来のメンテナンス用に設置した金物に盛り替えた12月10日昼時点に、不適切な固定部材を用いたため、さらに耐力が低下。本来、風速25m/秒まで倒壊しないはずの足場の耐力が、21m/秒以下に低下したと推測される。
 JR西日本は12月15日に公開した発表資料で、「施工者において、足場解体作業の施工ステップごとの必要耐力の確認が不足していた」「当社においても鉄道の安全運行確保に対し、施工者への指導が不十分だった」との見解を示した。(高市清治)



























































ソース :
日経アーキテクチュア 2016_1-14
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