東洋構造コンサルタント株式会社 1級建築士事務所
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最新の記事一覧
コストコ崩落事故で設計者3人不起訴
過労自殺が伝えた「新国立」の現実
震度4で天井損傷も「過失はなし」
エスカレーターからの転落防止で指針
浸水区域にかさ上げ義務付け、滋賀県で全国初
「渋谷再開発」現場で仮設倒壊、桁の切断後に
ロンドン火災、惨事の原因
ミューザ川崎の震災復旧巡る訴訟和解へ
最大3万棟で石綿対策未実施
火災警報器を隣接建物間で連動
木製床が裂け利用者に30cm刺さる
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マンション敷地に戸建て、容積率違反に
京町家解体の事前届け出を義務化
容積率緩和で都が促すマンション再生
大規模倉庫の36%で防火設備の閉鎖障害
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耐震補強の妥当性認められず校舎閉鎖
熊本地震からの宿題  建物の「地下」に死角あり
アスクル倉庫火災 防火シャッター閉鎖せず
長野市庁舎のRC外壁にひび割れ
マンション建設現場でドローン墜落
都市公園内の保育所開設が可能に
温水プールの天井材落下が相次ぐ
九段会館、天井崩落メカニズムを推定
熊本被災地の宅地耐震化事業を拡充
熊本県益城町、市街地に建築制限
建設中「地下室マンション」確認取り消し




過去の記事一覧
コストコ崩落事故で設計者3人不起訴
 東日本大震災で大型量販店の「コストコ多摩境店」(東京都町田市)の立体駐車場のスロープが崩落して8人が死傷した事故について、東京地方検察庁は7月19日、嫌疑不十分で設計の統括責任者ら3人を不起訴とした。3人は業務上過失致死傷罪について一度は不起訴となったが、東京地検が異例の再捜査をしていた。業務上過失致死傷罪で起訴された石川県在住の構造設計者も2016年10月に無罪が確定しており、書類送検された4人の設計者全員の刑事責任が認定されなかったことになる。
 コストコ多摩境店は東日本大震災が発生した11年3月11日、震度5弱~5強の地震に見舞われた。その際、建物本体に外付けされていたスロープが崩落。2人が死亡。6人が重軽傷を負った。
 この事故について警視庁は13年3月、設計の統括責任者や構造設計者ら一級建築士4人を業務上過失致死傷容疑で書類送検した。同震災での建物崩落で刑事責任が問われたのは初めてで、注目を集めた。
 東京地検立川支部は同年12月、書類送検された設計者のうち、石川県在住の構造設計者を業務上過失致死傷罪で在宅起訴した。この構造設計者は、東京都内の構造設計事務所から構造設計を引き継ぎ、当初の構造設計の変更を担当していた。一方で東京地検立川支部は、当初の構造設計者や設計の統括責任者ら3人は不起訴とした。

 東京地裁立川支部は16年2月、石川県在住の構造設計者に有罪判決を下した。事故の主因をスロープと建物本体の接合部の強度不足だと特定。建物本体がラーメン構造だったのに対し、スロープがブレース付きラーメン構造と異なる構造であることも原因の1つと判断した。
 そのうえで、多数の死傷者を出した原因は、石川県在住の構造設計者が、建物本体とスロープとをコンクリートスラブで接合し、一体構造とすることを、設計の統括責任者である意匠設計者に確実に伝える配慮を怠ったと認定。有罪判決を下した。
 しかし同年10月13日の控訴審判決で東京高等裁判所は、東京地裁立川支部の判決を覆し、無罪を言い渡した。石川県在住の構造設計者は設計変更の内容を設計の統括責任者らに伝達しており、一審判決には事実誤認があったと判断した。10月27日に東京高等検察庁は上告を断念。無罪判決が確定していた。
 控訴審で東京高裁は、当初の設計の意図を十分に伝える義務を怠ったとして、不起訴となっていた3人の設計者の責任に言及していた。そのため東京地検は、3人について再捜査を進めていた。(高市清治)































ソース :
日経アーキテクチュア 2017_8-10
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