弊社の改修設計では、改修図の作成と立体パースを平行して進めることで理想とする造形イメージを追求し、設計と完成品とのギャップを可能な限り発生させない設計手法を採用しています。従来では、立体パースの製作費用が高価なことから設計後に必要に応じて作成しておりましたが、近年では比較的に安価に製作可能なことから弊社では造形イメージ確定ツールとして意匠デザイナーや耐震補強デザイナーの必需品となっています。
右の写真は、家電量販店を仕上げを撤去して躯体のみとした状態、左は立体パースで作成したオフィスの完成イメージです。
オフィスのエントランス部分の完成イメージと竣工写真です。イメージ通りに完成しました。
立体モデルのイメージと改修後の写真を比べてみます。
ご覧のようにほぼ立体モデルのイメージ通りに仕上がります。
現在の確認申請に於ける構造設計業務では、天井などの仕上げ材の構造チェックは含まれておりませんが、弊社の設計では、天井材や壁材の崩落させない構造設計を行っております。左の写真及び図面の斜メ部材が、天井の耐震補強部材です。